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2018-11-11 の記事 - 2018-11-11
安倍政権による移民政策。当然、私はその一切に反対です。
理由は簡単で、奴隷の取引は多様性の尊重と真っ向から対立する行為だから。多様性の尊重の観点から、日本で暮らしたい外国の人々が日本に来るのは大歓迎ですが、例えば白人が黒人奴隷を連れて来ることを多様性の尊重とは言いません。相手の人権や尊厳を認めないのは、多様性の否定でしかありません。
制度的な公正性が担保され、社会の差別を解消する方向に動くことがなければ、それは労働者の権利や社会の平穏などはもとより、何よりもまず多様性の観点から否定されなければなりません。

そもそもこの移民政策、はっきり言って悪魔との契約に他なりません。
安倍氏や現在の自民党の主要な支持層といえば、一つは財界と称する奴隷商人、もう一つは差別主義者です。これが自民党を走らせている車の両輪であり、しかも日本ではこの両者は非常に相性が良いのです。
財界としては自己責任論、生産性論は非常に都合がよく、そして差別主義者は障碍者やLGBT差別を正当化するために生産性論を用い、他人を攻撃するために自己責任論を多用します。財界からの搾取を受けている人間は、その不満を財界や政権にぶつけるよりも、より弱い被差別者をそのはけ口として利用するため、財界にとっては一石二鳥。しかも財界の人間にも差別主義者は少なくありません。また自民党はこの両者を混ぜて煮詰めたような存在であり、事実上この2つを分離することはできなくなっています。
強いて言えば、安倍氏はヘイト寄り、小泉進次郎氏は奴隷商人寄り、といった程度でしょうか。ただ、安倍氏は無賃残業合法化や奴隷取引などに注力し、小泉氏も自民党の異常な差別に対して戦うわけでも離反するわけでもないため、本質的な違いはありません。

この両方の集団に共通するのは、他人の人権や尊厳などゴミ以下としか考えていないという点です。
財界は平然と人間を使い捨てにしてきており、その結果が相次ぐ過労死や労働問題、不正、壊滅的な貧困などによって身動きが取れなくなりつつある今の日本です。外国人労働者よりも立場が強いはずの日本人ですら、彼らにとっては使い捨てのパーツでしかありません。
また、差別主義者は街角での「○○人をぶっ殺せ」、インターネット上でのジェノサイドの扇動などを日常の光景としてしまい、書店にまでおぞましい本が並ぶようになりました。人を人とみなしていれば、このようなことはできません。
差別主義者による、例えば「チョウセンヒトモドキ」というような蔑称、あるいは京都朝鮮学校襲撃事件の「約束というのはね、人間同士がするもんなんですよ。人間と朝鮮人では約束は成立しません」といった発言などは、差別主義者が実際に被差別者を人とみなしていないことを端的に物語っています。
ここへ移民と称する奴隷を連れてきたらどうなるか。彼らを虐待すればするほど、搾取がしたい財界は大喜びし、自民党を支持するでしょう。また、彼らを虐待すればするほど、差別がしたい差別主義者もまた大喜びし、自民党を支持するでしょう。もとより人を人とみなしていない連中のこと、ここに歯止めなど存在しません
当然、日本の悪評は国外に広がるでしょうし、連中の大好きな歴史戦とやらでも「今ですら奴隷取引をしているような国が、昔は身ぎれいだったなどと主張している」と鼻で笑われて大敗北をするだけです。日本に奴隷階層を作り出そうとする試みは社会のひずみを生み、後になって徐々に噴出してくるでしょう。財界と差別主義者のくだらない娯楽のために払わなければならない代償は、決して小さくはありません。

ところで最近気がかりなのは、排外主義者に対してはどんな形であれ移民制度は評判が悪く、しかし生命線の北朝鮮は融和に動いてしまい、頼みの中国にも「中国包囲網」なるトチ狂った大妄想を放棄して友好をアピールする状況に陥ったことから、安倍政権や自民党が韓国ヘイトへの回帰を強めている傾向がうかがえる点。
この状況が続けば、またしても愛国者の皆様が「なでしこアクション」や「The Facts」、慰安婦像足蹴並みの大活躍をやらかして、日本の評判と品位を地の底まで叩き落とすのではないかと危惧せざるを得ませんし、またも差別を扇動されるとあっては在日などのマイノリティにとって迷惑千万もいいところでしょう。

国民民主党、新キャッチフレーズ発表も足元揺るがす問題に直面

それはそうでしょう。
民主主義の回復、差別の否定のためならば、私は泥水でも腐れ水でも飲むつもりでいます。例えば立憲民主党については、演説で筋金入りのレイシストである小林よしのりを呼んでくるわ、肝心なところで相乗りするわでかなり腹が立っていますが、それでもこれくらいの泥水ならば(小)選挙区では飲んでも構いません。少なくとも小林氏を否定しない限り、衆院比例で入れるつもりはありませんが。
しかし、国民民主党となると別です。野党共闘候補ということで必死で応援し、多数の市民の尽力で何とか議席を獲得させてやったとして、その議席を使って裏切られてはたまったものではないからです。

現状、野党が分散すればヘイト政権・政党に漁夫の利を与え、レイシズムと民主主義否定の嵐が吹き荒れることになります。したがって争っている状況は好ましくありませんが、これを利用して国民民主党が共闘の中で良いポジションを占めようと画策し、共産党以下の支持率でありながら共産党にハラスメントを仕掛け、立憲野党・市民に対して譲歩を迫り、おまけにその議席を丸ごと政権アシストのために使ったらどうなるか。
与党や維新といった明確なヘイト勢力と違い、正面から戦うこともできない。かといって、味方にすれば重要な部分をごっそり奪った上で裏切りかねない。そもそも小池ヘイト党に魂を売り渡そうとした連中の成れの果てなのですから、ヘイト側について差別を推進し始めても全く不思議ではない。好き勝手に新しい判断、もとい新しい答えを出されては困るのであり、一言で言えば「邪魔」なのです。
民主主義を取り戻したい、差別を解消したいと願って投じた1票が、民主主義を破壊し被差別者を踏みにじるための武器として使われるとしたら、これほどバカげたことはありません。
しかもこの状況下で、自民党との会合なんぞの騒ぎまで起こす。会合をやると言い出して立憲市民・野党を激怒させ、寸前で幹部の出席を取りやめて自民党まで怒らせる。ある意味で人を怒らせる才能があるというかなんというか。わざわざ両方を怒らせるなど安倍外交でもあるまいに、そもそも何がしたいのかさっぱり分かりません。本来なら自民党にでも引き取ってもらえれば一番ですが、杉田氏のような驚愕モノのレイシストを引き入れ、壮絶なヘイト内閣まで組閣した自民党からすれば、差別をやる気があるのかないのかも分からない連中などいらないでしょう。つまり、どの立場からも鼻つまみ者。
この調子できっと立憲市民をもカンカンに怒らせるような暴挙に出るのは見えています。