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2018-11-24 の記事 - 2018-11-24
最近の動向からして、ヘイト内閣はやはり韓国を用いるつもりのようです。
奴隷輸入法案は多様性を尊重する人々はもとより、レイシストからの評判もかなり悪く、外交もひどい有様で、消費増税も元から評判が悪い上に緩和措置と称する迷走も極まるばかり。この内閣に物事をまともに決める力など最初からありませんが、最近になってますます極まってきた感があります。
ではどうするか。ただ差別のターゲットとして外国(今回は韓国、状況により中国・北朝鮮や南アジア)を国民の間に投げ入れればいいのです。一億総在特国家・日本ではあれよという間に人々が群がって差別を楽しみ始め、これで奴隷輸入だの消費税だのには目もくれなくなります。例によってこの作戦はおそらく成功することでしょう。
そして、奴隷輸入によって非人道的な日本のやり方がますます問題となり、調子に乗った自称保守派によって慰安婦問題についての侮辱がなされ、これまたいつも通り「現代ですら外国人労働者を非人道的に扱っている国が、徴用工問題で自己正当化とは笑わせる」「慰安婦問題で日本は反省していない。これは今も続く問題である」と世界に白い目で見られるようになり、それでもなお国内では「日本は歴史戦に勝っている」と喧伝されることでしょう。
その後、差別の快楽から覚めた時には、ただボロボロになった日本があるだけです。

もはや日本は差別なしには生きられないような状態ですが、薬物に溺れれば破滅が待つのと同様に、差別に溺れた先に待つのは破滅のみです。

「netgeek」相手取り集団訴訟へ 被害者の会結成

大内彰訓(腹BLACK)さん運営の「netgeek」集団訴訟へ、被害者の会が結成され会社情報公開も

こうした動き全般を支持します。

netgeekといえば、Twitter日本法人代表の笹本氏が愛読していたことでもおなじみのヘイト・デマ・無断盗用サイトですが、その悪評たるや相当なもので、このサイトに批判的な側の欠点をあげつらって「どっちもどっち」だの「両方とも消滅しろ」だのと精一杯の混ぜっ返しを試みている人はいても、「netgeekの何が悪い」と正面切って言える人はそうそういないほど。
保守速報やヘイト動画、余命などと同様、匿名の陰に隠れてのヘイトデマ垂れ流しに対しては、いい加減に年貢の納め時が近づいてきたということでしょうか。とはいうものの、書店すらもヘイトに染まり、講談社や新潮社まで大喜びでヘイト本を出すような現状を考える限り、道は相当に長そうではありますが。

本件についても、一部には訴訟呼びかけ人の永江氏の言動を問題視する声も存在していますが、この場合にそれを問う必要はありません。
netgeekは言うなれば、ヘイト・デマ・無断盗用の通り魔のような存在です。目についた者を次から次へと襲い、続々と被害を拡大させていくようなサイトです。もし個人的な怨恨による加害行為であるならば、被害者側の言動を問題にしなければならない場合もあるでしょうが、netgeekはいわば通り魔なのですから、その被害者が人格者だろうがそうでなかろうが、ここでは意味を持ちません
反撃側の中に素行に問題がある者がいるのなら、それはそれで適切な場で問えばよい。netgeekに反撃すること自体は妥当な行為ですから、少なくともその動きに限っては支持しない理由はありません。本来、立場も思想も全く異なり、しかしながら不当懲戒請求への反撃を行っている様々な弁護士を、各々の思想や立場はさて置いて、反撃を行うという一点においては支持するのと同じです。

「実習生が逃げていく島」町民があえて監視を置かない「深い理由」

鳥肌が立つような記事です。
タイトルからしてすさまじいもので、労働者を逃がさないための監視などというものは本来存在しないのが当然であって、それを「あえて置かない」のに「深い理由」などと、置くのが当たり前のところを置かないかのように記述されていること自体がそもそも異常と言わざるを得ません。逃亡を監視されるのが当然の労働者がいるとすれば、それは奴隷と言います。
現行制度での外国人労働者がほとんど奴隷同然の扱いを受けており、もはや人道上の問題とされなければならないほどの状況であることが、単にタイトルを見るだけでも分かろうというものです。

>「いつも『誰がいつ逃げるかなー』って思っちゃう。もう人間不信」

これはつまり、「誰かがいつ逃げてもおかしくない環境である」ことの裏返しであるわけです。そのような環境に抑圧された実習生こそ人間不信となり、大いに失望して日本の労働環境がどれほどひどいものであるかを拡散して回るでしょう。
そうなれば日本を希望する労働者は減少し、日本自体の評判も落ちる結果が待っています。そのダメージは実習生を手駒にしている人々に返ってくるだけです。これは制度の構造的な問題ですから、ここの島だけを責めるわけにはいきませんが、それでも島が制度利用側の1つであることは否定できません。
今の日本がもはや先進国としての体をなしていないことは、内部から見れば容易に理解できますが、幸か不幸かそのブランドだけはまだ何とか残っています。本来ならブランド力をテコに状況を少しでも好転させようとするところでしょうが、実際にはブランドを使い捨てにして奴隷を集めているのが現状ですので、ブランド力が実態に沿う程度にまで落ちれば人など集まりようがありません。

ただ、島の言い分も全く分からないではありません。産業が危機にさらされる中、逆に制度に踊らされるような状態になりながらもなんとかやっている状況とすれば、その危機感は確かに理解できるものがあります。
が、しかし。次の主張を見て同情も理解もすべて吹き飛びました。

>「だからこそ、新しい制度では逃亡をもっと厳しい罰則にしてほしい。実習生も、逃げ通せば、稼げるんだよね? それでまた、逃げた実習生を働かせて、もうけている人がいるんでしょ。これじゃ、永良部は日本への入り口ってことで利用されてるだけだ」

監視を置かない代わりに、奴隷の逃亡を重罰にしろ?
記事の最初の方には

>島で見かける実習生全員に、親のような気持ちでみていた彼女は、思わず、「どこの子?」と声をかけた。

といった記述がありますが、逃亡への厳しい罰則を主張しているのはこの人とは別の人とはいえ、島でいう「親のような気持ち」がどういう接し方であるのか、これだけで大体は理解できます
このようなことを平然と主張する人間に対し、「逃亡の厳罰化」という新しい鎖をプレゼントしたらどうなるか。おそらく奴隷労働はさらに極まったものとなるでしょう。
永良部は日本への入り口ってことで利用されてるだけだ」と疑問を感じるのであれば、それは日本の問題です。奴隷制の被害者である逃亡する人々にさらに足かせをはめ、負担を押し付けても何一つ解決にならないことは分かるはずです。
実習生受け入れのために渡航費や初期研修費などを払っていて、失踪されるとその「投資」は無駄になるなどとも書かれていますが、一般の人を雇用するよりは、「投資」してもなお奴隷を使った方がメリットがあるからやっているだけの話でしょう。こちらもまた、日本及び雇用側の都合でしかありません。

>私は、実習生問題を取材してきた中で、「実習生には職場を変わる自由は当然にあるべきだ」と思っていた。それだけに「移動の自由」という権利を制限してほしいと望まざるをえない農家に何人か会ううち、その言い分に衝撃を受けつつ、考え込んでしまった。

>「日本の子だって無理なんだから」

この辺に問題が凝縮されています。どうして日本人に対しては到底適用できないような権利制限、あるいは日本の子だって無理と考えるような待遇を、外国人労働者になら押し付けていいと考えられるのか
そもそも島の人々が、産業についてどのような未来像を持っているのかが記事からは見えません。逃亡の厳罰化などと、人権侵害にもなりかねない相当危険でアグレッシブな主張をするほどまで踏み込んでおいて、ではそれで産業が安泰となる道筋は描かれているのでしょうか。単に劇薬で紛らわそうとしているだけなら、早晩もっと強い劇薬が必要となるだけです。
島の産業が危機的なのは分かりますが、日本に存在する産業構造や格差の問題をどうにかしなければならないところを、外国人労働者というワイルドカードでひっくり返そうとしているようにしか見えません。そして、外国人労働者はワイルドカードではなく人間ですから、そのような負担を永久に背負い続けることはできません。いずれその構造が壊れれば、状況はますます悪くなるでしょう。
結局、これが外国人奴隷制度というわけです。